3月2日ココキャリ2021がオープン!

アメリカの幼稚園の習慣~100日目を祝う~

○○記念日!

 

といえば、なんの記念日が思い浮かびますか?

記念日はたくさんあり、記念日を迎えると幸せな気分になりますよね。そしてどんな記念日でも、みんなでお祝いすることができたらもっと幸せな気分になると思いませんか?

アメリカの幼稚園では”通い始めて100日目”などの区切りを1つの記念日としてお祝いしているそうです。なんと100日目は園が休み!ということもあるようで、自由に1日使ってお祝いをしています。

 

どんな方法でお祝いしているのかまとめた記事を見つけたので、紹介します。

 

1人でやらないこと

なにより大切なことは、1人でお祝いの準備を進めないこと。

記事では、両親や高齢者のボランティアの方も一緒に記念日をお祝いした

と書いてありました。

準備からみんなで取り組み、当日を全力で楽しみ、みんなで達成を共有します。そうすることで、その後もみんなで助け合いながら取り組むことができるようになります。そして地域の方にも協力してもらうことで良い関係性を築いていくことができるのです。

 

実際にどんなことを行うのか?

実際にどんなことを行い、お祝いしているのでしょうか?

園全体で行うイベントももちろんありますが、その日にどのくらい力を入れていくか?というクラスの思いに応じて、クラス単位での活動をメインに行います。

例えば100のアイテムを持ち帰り家族をテーマに作品を作ったり、ハート型の葉っぱをクラスみんなで作りその葉でいっぱいの木、カラフルなクレヨンを並べて作品を作ったり。さらには真っ黒の大きな紙にカラフルな手形が並んだものもあります。簡単にできる作品から、手の込んだ作品までクラスごとに個性あふれた作品が並びます。

共通点は”100”と”ほかの人と協力する”様子が伝わってくる作品だということ。

他の人と一緒に行う取り組みは、個人で行う際には気が付かない発見や難しさを感じ、成長途中の子どもたちにとっては良い経験になるのではないのでしょうか?

 

当日にも体験を

当日、園ではどのような取り組みを行っているのでしょうか。

例えば

Fruit Loopというアメリカのカラフルな穴の開いたお菓子をネックレスにする

というものがありました。

なんとアメリカらしい。笑

100粒をつなげてネックレスをつくりみんなで首にぶら下げていました。

これを日本で真似することはなかなか難しいかもしれませんが、実際に当日作って楽しめるものも用意されているようです。

 

他に日本で真似できそうなものを探していると…。

お菓子の詰め合わせを100日分作る!

これは100日自分で食べ続けず、みんなで食べたらいいのではないかな?と思いましたが詰める作業は簡単な作業で子どもはワクワクすること間違いなし!

これまたお菓子の話題でしたが、身近なもので思いきり楽しんでいる様子が記事から伝わってきました。

例えばスーパーで売られているチョコレート菓子を並べて”100”を表現してみたりの工夫して凝ったものを作らなくても子どもの満足感を得ることができます。

他にも100にちなんで100人のほしいものをインタビューする、100年後の自分はどうなっている…?などと考えるのもいいかもしれません。記事では”100”にちなんだ夢を聞いたら「100匹の子猫が欲しい!」といった子もいたようです。いつもの生活では見られない子どもの好きなことが発見できるかもしれません。

準備の段階から当日のお楽しみまで、みんなで楽しむことができるように記念日をお祝いできるといいと思います。100日に限らず様々な記念日を作るともっと楽しい毎日になるかもしれませんね。クラスの団結力を高め、他のクラスとの交流も図れるイベントは日本の園でも真似していきたいですね。

 

 

 

参考 学校100日目を祝う

参考 100日目はもうすぐ!Time4 KINDERGARTEN