内定に近づく!夏休みにやっておくとよいこと
保育士を目指す皆さんにとって、夏休みはじっくりと将来を見つめ直せる大切な時間です。
就職活動が本格的に始まる前の今だからこそ、自分のペースで準備を進めておくことが、安心感にもつながります。
今回は、「夏休みにやっておくと安心!」「これをやっておいてよかった!」と先輩たちの声も多い、内定に向けた夏の準備をご紹介します。
夏休みにやっておくとよいこと
・園見学に積極的に行こう
保育園や幼稚園の見学は、実際の保育現場を知る大きなチャンスです。
園の方針や雰囲気、先生たちのやりとり、子どもたちの様子などを、自分の目で確かめることができます。
複数の園を見学することで、自分に合う園のイメージが具体的に見えてきます。
志望動機にも深みが出て、面接でも自信を持って話せるようになりますよ。
夏休みは園側にも少し余裕がある時期なので、見学を受け入れてもらいやすいタイミングです。
事前に自分から電話やホームページから連絡してアポを取ったり、ココキャリのような就活サイトを活用したりする方法もあるので、ぜひ一歩を踏み出してみましょう。
・ピアノの練習にコツコツ取り組もう
保育士の仕事では、ピアノを使って歌や遊びを指導する場面が多くあります。
特に、童謡や季節の歌、リトミックなどを子どもたちと一緒に楽しめるように「弾き歌い」ができると安心です。
ピアノが苦手…という人も大丈夫。夏休みのように時間のある時期に、少しずつ練習を積み重ねていけば、必ず上達します。
特に「苦手な曲」や「コード伴奏」にチャレンジしてみると、実習や面接の実技にも自信がつきますよ。
・自己分析をして、自分の想いを言葉にしよう
内定を得るためには、面接で「自分のこと」をしっかり伝えることがとても大切です。
そのためには、まずは自分自身を知ることが第一歩。
保育士を目指す理由、これまでの経験、やりがいを感じた場面…などを振り返りながら、あなたの保育観を言葉にしていきましょう。
「どうして保育士になりたいのか」「どんな先生になりたいのか」が見えてくると、自然と志望動機にも説得力が生まれます。
・保育の現場に関する情報を集めてみよう
今の保育業界では、待機児童や保育士不足、働き方改革など、さまざまな課題があります。
こうした社会の動きを知っておくことは、面接での質問にも落ち着いて対応できる力になります。
厚生労働省の資料や保育系ニュース、保育雑誌などを読む習慣を少しずつ取り入れてみましょう。
また、園のホームページやSNSをのぞいてみると、その園の考え方や雰囲気もつかみやすくなりますよ。
・手遊びや絵本、制作などを学んでみよう
保育士には、子どもたちと楽しむための「遊びの引き出し」がたくさん求められます。
夏休みのうちに、手遊びや絵本の読み聞かせ、季節の制作などを少しずつ覚えておくと、実習や面接でとても役立ちます。
YouTubeなどの動画サイトや、保育の本を参考にしながら、実践的なレパートリーを増やしていきましょう。
楽しみながら覚えたことは、子どもたちの前でも自然と笑顔で披露できるはずです。
・面接の練習を少しずつ始めてみよう
就職活動で内定のカギを握るのが「面接」です。
夏休みの時間を活用して、よくある質問への答えを整理しておくと安心です。
例えば、「自己紹介」「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」「長所・短所」などを、家族や友人と一緒に練習してみましょう。
言葉にして話す練習を重ねることで、本番でも落ち着いて自分らしさを伝えることができますよ。
・身だしなみやマナーを見直してみよう
保育士は子どもたちだけでなく、保護者や職員との関係づくりも大切なお仕事です。
面接や園見学の際には、第一印象もとても大切になります。
髪型や服装、足元まで気を配りながら、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
あいさつや言葉づかいなども丁寧にしておくと、相手に好印象を与えることができますよ。
・ 体調を整えて、心も体も元気に
保育士のお仕事は体力勝負。
元気な子どもたちと過ごすためには、何よりも健康が大切です。
夏休みのうちに、生活リズムを整えたり、軽い運動を取り入れたりして、体力づくりを意識してみましょう。
十分な睡眠やバランスの良い食事を意識することも、元気に働く土台になります。
心も体も整えて、自信を持って就活に臨めるように準備していきましょう。
まとめ
ここまで、内定に向けて保育学生が夏休みにやっておくと良いことをご紹介してきました。
夏休みという自由な時間を、自分のペースで使える今こそ、スキルや知識、そして保育士としての土台になる“人間性”を育てていくチャンスです。
小さな積み重ねが、やがて自信となり、就職活動の場でもきっとあなたの力になります。
未来の保育士としての一歩を、どうかこの夏から踏み出してみてくださいね。