・園の保育理念や教育方針について教えてください
保育理念や教育方針は、保育士として働く上でとても大切なポイントです。
園がどのような考えのもとで保育を行っているのかを理解することで、自分の目指す保育との相性が見えてきます。
面接や見学の際には、園の方針をしっかり確認しておきましょう。

・園で力を入れている活動（音楽、運動、英語など）はありますか？
園によって力を入れている活動はさまざまです。
最近では外部講師を招いて専門的な活動を取り入れている園も増えています。
どんな活動に力を入れているのか、保育士がどのように関わっているのかを具体的に聞いてみると、働くイメージがより湧きやすくなります。

・子ども一人ひとりへの関わり方で大切にしていることはありますか？
子どもとの関わり方は保育士によってさまざまですが、園として「どんな関わりを大切にしているのか」がはっきりしていると、保育方針に一貫性が感じられ、安心して保育を行うことができます。
自分が大切にしたいと考えていることと重なる部分があるか、ぜひ確認してみましょう。

・職員の年齢層や人数構成はどのようになっていますか？
園によっては、ベテランの保育士が多い場合もあれば、若手の保育士が中心になっているところもあります。
年齢層や人数構成を知ることで、職員間の雰囲気やサポート体制のイメージもしやすくなります。
また、人員に余裕があるかどうかを知るためにも、事前に確認しておくと安心です。

・若手職員や新卒の先生が働きやすい環境作りで意識していることはありますか？
ベテランの先輩保育士が多い園では、ベテランの知識や経験に安心感がある一方で、「若手が育ちにくいのでは？」と不安に感じることもあるかもしれません。
園全体で若手職員が働きやすい環境づくりに取り組んでいるかどうかを聞くことで、就職後の自分の働き方をより具体的にイメージすることができます。

・新人研修やサポート体制はどうなっていますか？
基本的な保育業務だけでなく、新人研修やサポート体制が整っているかどうかも重要なチェックポイントです。
園によっては十分な人員を確保できず、新人へのサポートが手薄になっている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

・スキルアップのための研修や外部講習への参加はありますか？
保育の現場で働くうちに「もっと学びたい」「専門的な知識を深めたい」と感じる場面も出てくるはずです。
その際、園が研修や外部講習への参加をどのようにサポートしているかを知っておくことで、働きながら成長できる環境かどうかを判断しやすくなります。
園によっては、スキルアップを積極的に支援しているところもあります。

・残業や持ち帰り仕事の有無と、その頻度はどれくらいですか？
日々の保育業務に加えて、残業や持ち帰り仕事がどの程度あるのかは、働く前にぜひ確認しておきたいポイントです。
事務作業の量や、どのように業務が分担されているかなども合わせて質問してみるとよいでしょう。

・シフトの時間帯や勤務時間はどうなっていますか？
早番・中番・遅番などのシフトや勤務時間の形態は、園によってさまざまです。
特に保育園では、開園時間が長いため朝早くから夜遅くまで幅広い勤務時間が求められることもあります。
どのようなシフト体制で働くことになるのかを、事前に把握しておくと安心です。

・休憩はどのようなタイミングでとっていますか？
忙しい保育の中で、休憩がしっかり取れるかどうかは気になるところです。
実際にどのようなタイミングで休憩を取っているのかを聞いておくことで、自分の働き方に合っているかどうかの判断材料になります。

・園内の壁面飾りは先生方が作っているのでしょうか？分担などありますか？
園内には壁面飾りや季節の飾りなど、子どもたちが楽しめる工夫がたくさんあります。
それらはクラス担任が担当しているのか、分担方法はどうなっているのかを質問することで、仕事量のイメージをつかむことができます。

・リトミックなどの音楽遊びではピアノが必須ですか？
保育の現場ではピアノの演奏が多く求められますが、近年はピアノだけでなく、音源を使った保育を取り入れている園も増えています。
ピアノを弾く頻度や、CDなどの音源を使用できるかどうかを事前に確認しておくと、働きやすさをイメージしやすくなります。


◎まとめ
就職ガイダンスや園見学で聞いておきたい質問についてご紹介しました。
自分が働きたい園を見つけるためには、気になることを積極的に質問することが大切です。
就職後に後悔しないためにも、事前に聞きたいことをリストアップしておくことをおすすめします。