就活と実習を両立するコツ
保育学生にとって、就活と実習を同時に進める時期は、まさに人生の大きなイベントですよね。
「授業も実習準備も就活も、全部が一度に押し寄せてきて、どうしたらいいの…!」
そんなふうに、毎日頭の中がパンクしそうになっている方も多いのではないでしょうか。
それでも、大丈夫!
現場で活躍している先輩たちも、みんな同じ壁にぶつかりながら、工夫を重ねて乗り越えてきました。
そこで今回は、就活と実習を上手に両立するためのコツや、時短テクニック、力を抜くポイントなどを、実際の体験談も交えながらまとめました。
忙しい日々を少しでも軽くできるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね!
実習も就活も「完ぺき」を目指さないこと
まず、最初に覚えておいてほしいのは、全部を完ぺきにやろうとしないということです。
実習も就活も、もちろんどちらも大切な経験ですが忙しい時期には、「今やるべきことに集中して、適度に力を抜く」ことが何より大切ですね。
例えば、こんなふうに力を抜く意識を持ってみてください。
・実習記録は、完璧な文章ではなく「要点を押さえる」ことを意識する
・就活のエントリーシートも、まずは出すことを優先する
・実習時期は、就活のことを一旦忘れるよう!と割り切る
エントリーシートを完ぺきな状態で出そうと思いすぎて、提出期限を過ぎてしまったら本末転倒です。
まずは「出すこと」を優先し、あとは面接などでしっかりアピールすれば十分に伝わりますよ。
また、実習や就活が重なってしまった時、つい「全部を完璧に仕上げなきゃ!」と頑張ってしまいがちですが、実習期間中は実習に集中し、実習が終わったら、その分就活にしっかり向き合えば大丈夫です。
実習と就活のスケジュールもしっかり調整して、無理なく進めていけると良いですね。
【現場体験談】切り替えが大切!
筆者が学生の頃は、「実習期間中は就活のことを一切考えない」と、自分の中でルールを決めていました。
実習中はとにかく子どもたちと向き合うことに集中し、エントリーシートの提出や面接準備は、実習が終わった後にまとめて取り組む。
そうすることで、それぞれの作業に集中することができました。
また、こんな工夫もしていました。
・実習記録はその日のうちに最低限終わらせるルールを作る
・早起きして、朝の1時間だけ就活に集中する
・園見学は本当に気になる園だけに絞る(欲張りすぎない)
「完璧じゃなくていい。やる時はやる、休む時は休む!」
この切り替えが心の余裕につながり、結果的に両立することができました。
時短テクニックと、省くべきポイント
忙しい中で、就活と実習を両立するには、小さな工夫の積み重ねが大切です。
具体的な時短テクニックや、省略してもいいポイントをまとめました。
① 実習記録は「要点整理」で時短
・文章力よりも、自分の気づきを重視する
・「今日一番心に残った出来事」を中心に簡潔にまとめる
・できるだけ時系列順に並べるだけでも、十分伝わる
長い文章を書くことよりも、本当に大事なことを素直に書くことが大切です。
②就活書類は「基本型」を作って使い回し
・エントリーシートや自己PR文を基本パターン化する
・「志望動機の型」「保育観の型」を事前に用意しておく
・毎回ゼロから作るのではなく、少しアレンジするだけでOK
これだけで、エントリー作業の負担はかなり減ります!
③ スキマ時間をフル活用
・通学中にスマホで園情報をチェック
・昼休みにメモを取って振り返る
・実習後の10分間だけでもエントリーシートを少し書き進める
「今やれることを少しでもやる」意識が、後々大きな差につながります。
④ 情報は「絞って」集める
・SNSやネットには情報が溢れていますが、全部は追わない
・自分が見学に行きたい園をまずはに絞る
・就活情報も、信頼できるものだけ見る
情報を「選ぶ力」も、この時期は大事なスキルです。
まとめ
就活も実習も、どちらも全力で頑張りたい気持ちは、すごく分かります。
でも、全部を完璧にやろうとすると、自分が壊れてしまうかもしれません。
だからこそ、
抜くところは抜く
集中するところは集中する
このバランス感覚が、とても大切です。
そして、実はこうした「メリハリをつける力」は、
保育士や幼稚園教諭として働き始めた後にも、大きな武器になります。
焦らずに。
未来の子どもたちのために、そして未来の自分のために。
一歩ずつ、着実に進んでいきましょう!