子どもたちに好かれる先生の特徴
保育の仕事をしていると「子どもたちに大人気だなぁ…」と感じる先生に出会うことがありますよ。
今回は、子どもたちに好かれる先生の特徴をお教えしていくのと共に、子どもたちから好かれる(信頼される)にはどうしたら良いのかも合わせてお教えしていきたいと思います!
子どもたちに好かれる(信頼される)先生の特徴
・いつも自然な笑顔
笑顔で楽しそうな雰囲気の先生は、子どもたちにとっても安心して一緒に過ごすことができる存在。
自然と子どもたちが集まってきます。
保育者になったばかりの頃は、自然な笑顔でいることが難しく感じてしまうかもしれませんが、元気に挨拶をしたり、口角を上げることを意識するだけでも印象が違いますよ。
・手遊びが上手
子どもたちは手遊びや歌が大好きです。
ちょっとした隙間時間も楽しい手遊びや歌の出し物をしてくれる先生はとても好かれます。
「この先生はいろんな手遊びをしてくれる」と子どもたちがわかったら、「新しいやつやってみたい!」「前やったやつもやりたい!」などリクエストしてくれることもあり、関係を築いていくことができます。
・身体をたくさん使って遊んでくれる
日々元気いっぱいの子どもたちは、身体をたくさん使って遊ぶのも大好きです。
鬼ごっこやボール遊びなど、積極的に子どもたちと一緒になって遊ぶ保育者には、子どもたちから「一緒に遊ぼう〜!」と声を掛けることが多いです。
・きちんと話を聞いてくれる
何かあった時に意見をしっかり聞いてくれる先生を子どもたちは「信頼できる」と感じ、困ったときや助けて欲しいときに「○○先生!」と子どもたちから声を掛けてくれるようになります。
子ども同士でケンカをしてしまったときや、子どもがなぜこういう行動をしたのかわからないといったときには、しっかりと話を聞くことが大切です。
・子どもの小さな変化に気づく
子どもの普段と違った様子や変化に気づくことで、「○○先生はいつも自分を見てくれているんだ…!」と安心感を与えることができ、子どもとの信頼関係を築くことができます。
成長している部分を褒めたり、髪型に変化があったりと保育者からのちょっとした一言を掛けることで、子どもたちからも好かれる先生になることができます。
子どもに好かれる(信頼される)先生になるためには?
子どもたちに好かれる先生になるためにも、以下のことを意識してみましょう。
・子どもの目線に立って物事を考える
子どもたちが今何を考えているのか、どうしたいのかなど常に、子どもの目線に立って物事を考えるようにしましょう。
大人の立場からではわからないことも、子どもの目線に立って考えることで行動や言動を理解することができます。
・自然な笑顔を心掛ける
ニコニコな笑顔の先生は子どもだけでなく、保護者の方からも印象が良く、好かれるための第一歩とも言えます。
口角を上げることを意識して、子どもたちと一緒に楽しみながら保育を行うことで自然と笑顔になるはずです。
・小さなことでも褒める
子どもたちは褒められるのが大好き!
お友達に優しくしている場面を見かけたり、1人で頑張っている姿を見かけたら、すかさず「お友達に優しくしているの、素敵だね」「一人で頑張ってるのカッコ良いよ!」など褒める声掛けをしていきましょう。
できないことを指摘するのではなく、できていること、頑張っていることを見つけて声掛けすることが大切です。
・遊びを通して信頼関係を築いていく
保育の中で「遊び」はとても大切なもので、楽しい遊びをしてくれる先生は子どもたちも大好きです。
子どもたちが園生活の中で飽きずに楽しめるよう、「手遊び」「歌」の技術を磨くと共に、身体を使って遊ぶことができる活動も考えて楽しさを共有しましょう。
楽しいことを「一緒にする」ことで信頼関係を築いていくことができます。
・子どもの気持ちに共感する
子どものやりたかったことや、してほしかったことなど、子ども自身の気持ちに「そうだったんだね」「〇〇ちゃんは、そう思ったんだね」「それをされたら嫌な気持ちになっちゃうよね」と共感することが大切です。
子どもが言ったことと同じような言葉で共感することで、子ども自身も気持ちを落ち着かせることができ「先生は自分をわかってくれる」と安心感を抱きます。
まとめ
子どもに好かれる先生の特徴と、好かれる先生になるためのお話をしてきました。
子どもたちはたくさん遊んでくれて、話を聞いてくれて、共感してくれる先生が大好きだということがわかったのではないでしょうか。
保育者なら当たり前と思うことも、実際保育の現場に入るとうまく対応できなかったり、失敗することもあります。
子どもたちと楽しく過ごすためにも、好かれる(信頼される)先生の特徴を意識しながら保育を行えると良いですね。