先輩が教える、保育学生時代やっておけば良かったなと思うこと
保育職に就いてから、「学生時代にやっておけば良かったな…」と、ふと感じる場面が何度かあるという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
保育に関することだったり、プライベートのことだったりと様々な場面で「学生時代にやっておけば良かった」と思うことを先輩保育士としてご紹介していきます。
保育学生時代にやっておけば良かったこと
・専門知識の勉強
就職してから、自分の保育に関する知識の浅さや勉強不足を痛感する場面は少なくありません。
働き始めると、じっくり勉強する時間を確保するのが難しくなるため、「学生のうちにもっと学んでおけばよかった…」と感じる人も多いです。
だからこそ、今のうちに保育についてしっかりと学んでおくことが大切です。
・製作遊びのネタや出し物のストック作り
保育の中で欠かせない「製作物」や「出し物」は、学生のうちからたくさん考えて作っておくと、保育士になってからも役に立ちます。
また、同じペープサートやシアターを何度も使い回していると、子どもたちもだんだん飽きてしまいます。
だからこそ、学生のうちにできるだけ多くのアイデアを形にしておくことが、将来の自分を助けてくれるはずです。
・基礎体力作り
保育の仕事には、思っている以上に体力が必要です。
子どもたちと全力で体を動かして遊んだり、シフトによっては朝早くから働いたりと、保育士になってから「体力がないとつらい…」と実感する人も少なくありません。
学生のうちから基本的な生活習慣を整え、規則正しい生活を心がけることで、基礎体力をしっかりつけておくことが大切です。
・定番曲のピアノ練習
園によって多少の違いはありますが、保育士になるとピアノを弾く機会は意外と多くあります。
そのため、「学生のうちにもっと練習しておけばよかった…」と感じる人も少なくありません。
演奏する曲は季節ごとの定番ソングや、朝の会・帰りの会で毎日歌うような決まった曲が多いため、あらかじめそうした定番曲を中心に練習しておくと安心です。
今のうちから少しずつレパートリーを増やしておくことで、就職後の自信にもつながります。
・友人や家族との時間を大切にする
入職したばかりの頃は、仕事に慣れるだけでも精一杯で、休日は家で一人ゆっくり過ごし、友人や家族と話したり遠出をしたりする時間が少なくなってしまったという人も少なくありません。
そのため、「学生時代にもっと友人や家族との時間を大切にしておけばよかった」と感じることもあります。
保育学生のうちは、就職に向けた準備も大切ですが、今のうちにしか持てない時間。
これから少しずつ一緒に過ごす時間が減っていく友人や家族との時間も、ぜひ大切にしてほしいと思います。
また、仕事に慣れてくると、休日に外出したり趣味を楽しんだりする余裕も少しずつ生まれてきます。
焦らず、今できることを一つひとつ大事にしていきましょう。
・旅行や観光
仕事が始まると、なかなか長期の休みが取れなかったり、疲れて出かける体力が残っていなかったりして、旅行に行くのが難しくなることがあります。
学生のうちは比較的自由な時間が取りやすく、平日に出かけられるのも大きなメリットです。
平日は観光地が空いていて、混雑を避けてゆっくり楽しめるので、「ここへ行ってみたい!」と思う場所があれば、ぜひ今のうちに旅行や観光を満喫しておきましょう。
社会人になると、自分の好きなタイミングで休みを取るのは難しくなるため、気軽に行ける今のうちに行っておくことで、あとから「行っておけばよかった…」と後悔せずにすみますよ!
まとめ
保育学生時代にやっておけば良かったなと思うことをご紹介してきました。
実際に保育者になった時、自分の知識の薄さや勉強不足を痛感し「もっと勉強しておけば良かったな」と思う場面が多くあります。
保育に関することだけではなく、保育学生時代に友人や家族との時間を大切にし、自分のやりたいことをやっておくことも大切です。
就職してから「やっておけば良かった!」とたくさん後悔しないように、時間がある保育学生のうちにやりたいこと、やっておきたいことを明確にしておくと良いですね。