ピアノは克服できても、弾き歌いが難しい!弾き歌いのコツ
保育士や幼稚園教諭を目指す上で、身に付くと役立つ技術のひとつにピアノがあります。
園によっては、朝の会でおはようのうたや季節の曲を歌って、音楽を楽しんでいますよね。
しかし、なんとかピアノが弾けても弾きながら歌うのが難しいという人は少なくありません。
そこで今回は弾き歌いのコツについてまとめてみました。
歌詞を覚えよう
片手で伴奏、片手でメロディを弾きながら歌う「弾き歌い」は、一度に3つのことを同時に行うため、とても難しいんです。
その上、人前で弾き歌いをすることで緊張も…。
そこでまずは、歌詞とリズムを体に染み込ませる必要があります。
そうすることで、自然と正しい歌詞が歌えるようになるとピアノを弾くことに集中して、自然と声が出るようになります。
子どもたちに届くように、はっきりと大きな声で、正しい歌詞で歌えるようになりましょう。
指運びを覚えよう
歌詞が完璧に入ったら、次は指運びです。
しかし、一度に両手で弾く必要はありません。
まずはメロディを練習し、弾けるようになってから、伴奏を練習します。
それぞれの指運びや、音が分かった上で、伴奏をしながらメロディを弾いてください。
そうすることで、曲の理解も深まりますし、ピアノに対するハードルも低くなります。
また、それぞれ分けて練習することで、自分の苦手なポイントが分かるので、いざというとき自分で自分をフォローしやすくなります。
それぞれ弾けるようになったら、次は片手ずつ弾き歌いをしてみてください。
まずは、メロディを弾きながら歌います。
メロディと音程が合っているかどうか、確認しながら歌ってください。
伴奏だけで弾き歌いができるかどうかも確認しておくと、メロディのない楽譜の曲でも歌えるようになるのでおすすめです。
最後は両手で弾き歌いを練習します。
子どもたちがいるのを想定して、ピアノに負けない声ではっきりと歌うことを意識してくださいね。
まとめ
弾き歌いは難しいですが、「ピアノを弾くこと」と「歌を歌うこと」を分けると、難しいものばかりではありません。
もし、持っている楽譜が分かりにくかったり、左手の伴奏が難しいというのであれば、初心者向けに書き直された楽譜を選びましょう。
練習したならば、あとは慣れです。
どれだけ練習しても、「子どもたちの前だと緊張して上手くできない」という人も多いです。
しかし、一番大切なのは、音楽の楽しさを伝えることだと思います。
失敗しても挫けずに、最後までテンポよく乗りきれば良いと、気楽に考えながら恐れずトライしてみてくださいね。