本格的な就活は秋の実習後!そう考えているあなたが実習前にやっておいた方が良いこと
すでに就活を始めている学生さんもいれば、実習の準備で忙しくて、就活のことまで手が回らず、実習後でないと動けない学生さんもいますよね。
今回は、そんなあなたに向けて、実習後の就職活動をスムーズに進めるために、今から準備しておくと安心なことをわかりやすくお伝えします。
就活を見据えた実習前にやっておいた方が良いこととは?
・自己分析を深める
就職活動の第一歩は「自分を知ること」です。
なぜ保育士になりたいのか、自分の長所や短所は何か、どんな保育観を持っているのかを言葉にできるようにしておきましょう。
実習中にも自己理解が深まる場面は多くありますが、事前にある程度の自己分析をしておくと、学びをより具体的に捉えられます。
自分の得意・不得意を把握しておくことで、実習での課題や、実習後の就活でのエピソードにも役立ちます。
・保育理念や保育方針について学ぶ
保育園や幼稚園によって、保育方針や理念はさまざまです。
複数の園のホームページを見て、それぞれどんな考えに基づいて保育を行っているかを比較してみましょう。
園ごとの特徴を意識することで、実習先での保育との違いも学べますし、自分に合った園を選ぶ参考にもなります。
興味を持てる保育方針や独自の行事がある園を見つけることも大切です。
・実習記録、日誌の書き方を事前に確認する
実習中は毎日、記録や日誌を提出する必要があります。
書き方や記述のポイントを事前に確認しておくと、実習中の負担が軽くなります。
また、就活では実習での学びや経験を面接で話す場面が多いため、記録の質を意識しておくことが役立ちます。
実習後には、感じた保育の楽しさや難しさを自分の言葉でまとめておくと、就活でも活かせます。
・履歴書の下書きや志望動機の整理
実習後はすぐに園見学や就職試験が始まることもあります。
慌てないために、履歴書の下書きを済ませたり、志望動機をいくつかパターンで考えておきましょう。
志望動機は実習の経験を踏まえて具体的に変化していきますが、事前に自分の考えの軸を整理しておくことが重要です。
・園見学や説明会のスケジュール確認
興味のある園の説明会や見学情報は、実習前にできるだけ集めておきましょう。
予約は早めに埋まることもあるため、実習後すぐに動けるよう、スケジュールやアクセス、持ち物などを確認しておくと安心です。
園見学は園に電話してお願いすることもできますし、ココキャリなどの保育専門の求人サイトからを申し込むことできます。
・保育業界の現状を知る
保育士不足や処遇改善、働き方改革などに加え、ICT化の進展や研修制度の充実など、保育業界の最新動向を知っておくことも大切です。
こうした情報は面接の質問や志望動機にも関係します。
ニュース、厚労省・文科省の資料、インターネットなどで基礎知識を得ておきましょう。
新聞を普段読まない場合は、オンライン新聞を活用するとスマホで簡単にチェックできます。
・社会人マナーを学んでおく
実習では保育技術だけでなく、挨拶、言葉遣い、服装、時間厳守などのマナーも見られます。
就活でも第一印象は非常に重要。
普段のアルバイトや学校生活でも意識しておくと、自然に身につきます。
マナーの基本を事前に確認し、日常生活でも意識できるようにしておきましょう。
・ストレス対策、体調管理の意識を持つ
実習は体力的にも精神的にも負担がかかります。
日々の忙しさの中で心身を整える方法を知っておくことが大切です。
リラックス法や休息の取り方を身につけ、健康を維持することは就活でも大きな強みになります。
まとめ
就活を見据えて、実習前にしておくと良いことをお話ししてきました。
保育実習は、保育士としての自分を育てる大切なステップであり、就職活動に向けた準備の期間でもあります。
実習前に自己分析や履歴書の下書き、保育業界の理解、マナーの確認などをしておくと、実習での学びが何倍にも広がります。
限られた時間を有効に使い、後悔のない実習と就活にするために、今のうちから一歩ずつ準備を進めていきましょう。