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幼保ブログ
【子ども主体の保育って?その3】子どもが「自分で考え自分で決める」。想いを大切にする保育と、つながる保育の輪


「子どもが遊びを選ぶ様子から、自由保育と捉えられることもありますが、実は少し違っているのですよ」
子ども自身が選べる環境を作り、コーナー保育を取り組んでいる檸檬会の
保育全体を見守る長谷川部長は、こう話す。
「なんだろうのその先へ。その合言葉のもと、
子どもがただ自由に過ごせば良い、ではなく、より学びを発展させるには、動と静のバランスよく過ごすためには。
保育士が日々ねらいをもち、子どもの興味や関心を見つめながら、環境作りに工夫を重ねています」

また、全員で同じ目標に向かって保育を進められるよう、顔が見える距離感を重視しているそう。
「保育という正解のない仕事だからこそ、
顔を合わせ、相談し合うことで、同じ方向を見つめられたらと考えています」

そんな檸檬会の保育に惚れ込んだという新卒1年目の大槻さん。
「子どもにすぐ正解を教える・手を貸すのではなく、子ども自身の挑戦過程を見守っています。
先日、1歳児が自分でズボンを履けて…感動でした!」
入職して、4月に1~2週目で落ち着き、不安そうにしない乳児、
保育士に促さられなくても1日の見通しを立て生活する幼児に驚くばかりだという。
「子ども自身の考える力、成長を目の当たりにする度に
私も、檸檬会の保育で子どもたちの成長を支えたいと、前向きな気持ちになります。
これからも子どもを急かさず、一人ひとり丁寧に寄り添い発達段階を見据えながら、一緒に成長していきたいです」

檸檬会には園を越えた仲間との交流が多い、と話すのは主任保育士の新井さん。
「例えば、法人内SNS〝ワークプレイス〟。
同じ趣味の人を見つけて仲良くなったり、同じ悩みを持つ人と相談したり…
仲間の輪が、仕事もプライベートも充実させてくれています」
他にも、独自のメンター制度や研修も交流の場だ。
「檸檬会のメンター制度では、
園内の先輩だけでなく、姉妹園の同じ年齢を受け持つ先輩メンターとしてサポート。
同じ立場の先輩の存在は、毎年、新人保育士たちから『心強い』と好評です。
新人・2年目・3年目・5年目研修、主任研修、園長研修でも
同じ立場だからこその学びや支え合いがあります」
保育士一人ひとりが手を取り合い、
より良い保育を目指す。檸檬会の輪は、今後もますます広がっていくだろう。
社会福祉法人 檸檬会の募集情報